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スカーフの巻き方とお手入れ

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スカーフの巻き方1:基本の折り方

スカーフを巻く際には、まず基本となる折り方があります。
基本の折り方から様々な巻き方へと派生致しますのではじめに基本の折り方をご紹介致します。

バイアス折り

バイアス折り

バイアス折り

ロングスカーフでもスクエアスカーフでも使用する定番の折り方です。
図のように中央に向かって3度折ります。この際、首の太さやスカーフのサイズに合わせて折り幅を調節してください。

三角折り

三角折り

三角折り

対角線上に折り三角形にする折り方で、見せたい部分を考えながら折るのがポイントです。きっちりとした三角形にしないで少しずらすとソフトな印象を与えます。

プリーツ折り

プリーツ折り

プリーツ折り

表面を上にして置き、両端を指で押さえながら5cm程度の間隔で折ります。出したいボリュームに合わせて間隔を調節してください。

スカーフの巻き方2:様々な結び方

スカーフの形状やデザイン、また演出したい雰囲気などに応じてコーディネイトする巻き方が異なります。
それぞれ主に基本の折り方を使用した結び方となっております。

お客様へ イラストには表と裏をわかりやすくする為に柄をつけておりますがコーディネートとしてご提案するものではありません。
スクエア&ロング共通
スクエアスカーフ
ロングスカーフ
プチスカーフ
スクエア&ロング共通

ジャケットを組み合わせていつもと違う着こなしを

ジャケットを組み合わせていつもと違う着こなしを

ロングスカーフは二つ折りに、正方形スカーフはバイアス折りにした後ネックラインに沿ってたらしたら完成です。

ジャケットの中や外にたらしていつもと違う着こなしをお楽しみ下さい。

スクエアスカーフ

Tシャツやジャケットインに カウボーイ結び

Tシャツやジャケットインにカウボーイ結び

1. 三角折りから端を持ち、Aを前にして首にかけ、BとCをうしろで交差させます。

2. BとCを前にもってきて固結びしたら完成です。

ハイネックやジャケットに アスコット結び

ハイネックやジャケットに アスコット結び

1. バイアス折りをして首にかけ、片方の端から30cmくらいのところでゆるめにひと結びします。

2. 反対側のAを結び目の方から通し、下へ引き出します。

3. 先ほど引き出した長く方残っているほうのAを、輪になっている部分の中を通し前に出します。

4. 形を整えたら完成です。

シャツやブラウスに 知的でシャープな印象のネクタイ結び

シャツやブラウスに 知的でシャープな印象のネクタイ結び

1. バイアス折りをつくり、長さをずらして長い側のBを短い側のAにくぐらせてひと結びします。

2. 手前に出来た結び目の上から下へBを通して完成です。

カットソーやニットに フェミニンなネクタイ結び

カットソーやニットに フェミニンなネクタイ結び

1. バイアス折りをつくり、長さをずらして長い側のBを短い側のAにくぐらせてひと巻きします。

2. Aの輪を下からくぐらせて、手前に引き出します。
結び玉の部分に引き出した端を、下から通し上に出したら完成です。

普段のジャケットをよそゆきに ゴムを使ったピエロ結び

普段のジャケットをよそゆきに ゴムを使ったピエロ結び

1. プリーツ折りからひだを崩さないように、輪ゴムで端を2カ所留めます。抜けてしまわないようにきつめにして下さい。

2. 首に掛け、右側のスカーフが上になるようにひと結びします。

3. 上のスカーフを下向きにし、左のスカーフに巻き付けるようにして輪の部分から引き抜きます。
その後、左右のスカーフを引っ張り、形を整えます。
端のゴムをはずしたら完成です。

普段のジャケットをよそゆきに プリーツ折りのアスコット結び

普段のジャケットをよそゆきに プリーツ折りのアスコット結び

1. プリーツ折りを首にかけ、上にしたAの方を長めにします。BをAの前を通して下からくぐらせ上へ引き出します。

2. Bを結び目の上から下へ通し、短いBの方を少しサイドにずらして全体の形を整えたら完成です。

スーツに小さな花を咲かせてランクアップ コサージュ巻き

スーツに小さな花を咲かせてランクアップ コサージュ巻き

1. 裏面を上にして広げ、対角線の両角A、Bを固結びします。

2. 残りの角CとDをそれぞれ結び目の下をくぐらせて反対側に引き出します。

3. CとDを引き絞り中心が花の形になるように整え、首からかけます。

4. CとDを首の後ろで固結びし、全体を好みの位置までずらしたら完成です。

ロングスカーフ

ハイネックやマオカラーに

ハイネックやマオカラーに

1. 半分に折ります。

2. 折られた状態のスカーフを首にかけ、出来た輪に先を通したら完成です。

ブラウスやジャケットインに リボン結び

ブラウスやジャケットインに リボン結び

1. 三つ折りにして前で長さをずらし、長い側のAを短い側のBにくぐらせてひと結びします。

2. 下になったBを二つ折りにして、リボン結びにします。

3. Aも二つ折りにして、リボン結びにしたら完成です。
結び目を締めてボウを広げ、形を整えたら完成です。

ブラウスやジャケットインに 片リボン結び

ブラウスやジャケットインに 片リボン結び

1. 三つ折りにして首にかけ、上にしたAの方を短くしてひと結びします。

2. 下になったBを二つ折りにして、Aでくるみます。

3. Aも二つ折りにして、リボン結びにします。
結び目を締めてボウを広げ、形を整えたら完成です。

プチスカーフ

襟ぐりの大きなカットソーやシャツに 固結び

襟ぐりの大きなカットソーやシャツに 固結び

1. バイアス折りからスカーフを首にかけ、横で固結びしたら完成です。

襟ぐりの大きなカットソーやシャツに ねじって固結び

襟ぐりの大きなカットソーやシャツに ねじっ て固結び

1. バイアス折りからスカーフをねじります。

2. 横で固結びしたら完成です。

スカーフのお手入れ

保管方法

直射日光にさらされない場所にハンガーへ吊して保管して下さい。
その際、湿気を避けて下さい。特に使用後の湿気は意外と気がつきませんのでご注意を。
クローゼット等に収納される際は湿気取りを使用されるか、
十分な湿気が取れてから収納してください。

アイロン掛け

アイロンをかける時は裏側からドライの中温で行って下さい。
裏側を上にして広げ、中心からそれぞれ平行移動するようにアイロンを掛けます。
ゆっくりと、生地をつぶさないように丁寧に行います。
この際、風合いや首に巻いたときのシルエットが変わってしまいますので
スカーフの縁かがりの部分には絶対にアイロンを掛けないで下さい。
縁かがり部分とは一番端の生地を丸め込んで縫っている部分の事です。

シミ抜き

【口紅のシミ】
広口空きビンににベンジンを1/3入れ振り洗い、ビンから出して乾燥させます。
色が残っていたら石けん水を含ませた布でたたきます。

【食べこぼしのシミ】
ティッシュで汚れをつまみ取り、敷き布をして水性の場合は水で、
油性の場合は、中性洗剤を薄めた水を含ませた布でたたきます。

お客様へ 素材や製法の違いによりこちらでご紹介するお手入れ方法が相応しくない場合もございます。大切なアイテムはクリーニングに出される事をお薦め致します。